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花嫁を守っているウェディングドレスのベール

多くのウェディングドレスには、後頭部にベールが取り付けられています。
ドレスによっては顔を隠す程度になっている事もありますが、ベールにはきちんと意味があります。
花嫁を悪い物から守る役割を担っているからです。
過去のヨーロッパでは、悪霊に関する言い伝えもありました。
花嫁に悪霊が取りついてしまうと信じられていた訳ですが、ウェディングドレスの後頭部にあるベールは、悪霊を追い払ってくれる役割を担っていると見なされていました。
現在もその風習が残っていて、多くのドレスの後頭部にベールが取り付けられている訳です。
ちなみに結婚式では、花婿がそのベールを上に引き上げる事もあります。
花婿が花嫁を守るようなイメージを彷彿させるものがあり、現在の結婚式でもベールが上げられることもあります。
ちなみにベールは、バリエーションも豊富です。
顔全体を完全にカバーするベールもあれば、あまり強調しない程度になっていることあります。

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